子供服のポケットを後付けする方法 場所や大きさの決め方から、縫い方のポイントまで
2024.09.05
「この服、かわいいけどポケットがないのが残念」
「ここにポケットがあったらもっといいのに」と思うような子供服ってありませんか?
そんな時はポケットを後付けして解決しちゃいましょう。
ポケットのないズボンやスカート、またシンプルなトップスなどにも後付けできる方法があるんです。
今回は、子供服にポケットを後付けする方法をご紹介します。
縫い方のポイントも一緒にお伝えしますので、ぜひ最後までお読みくださいね。
子供服に後付けするポケットとはどんなもの?
後付けするポケットにもいくつか種類があります。
- ・クリップで留めるだけの取り外しが簡単なもの
- ・アイロンで付けられるポケットタイプのもの
- ・自分で作る脇ポケットタイプのもの
オンラインで購入できるものから、自分で布を準備して縫い付けるものまで様々です。
それぞれご紹介していきましょう。
クリップで留めるだけの取り外しが簡単なもの
使っている女の子も多く見かける、ボトムスのウエスト部分にクリップで留めるだけの移動ポケット。
こちらは楽天の人気商品です。
ハンカチやポケットなどを入れて、すぐに取り出せるので便利とのレビューが多数ありますよ。
◎COLOR FULCANDY STYLE/【ラージタイプ】移動ポケット・付けポケット
アイロンで付けられるポケットタイプのもの
既製品の服に、アイロン圧着で簡単に付けられるポケットもあります。
お裁縫いらずで、アイロン可能なアイテムなら付けたい箇所に付けられるというのが特徴です。
たとえば幼稚園のスモックや通園パンツに、バッグの内ポケットに、シンプルなTシャツの胸ポケットに付けると、他の子と被らないオリジナルアイテムになりますね。
こちらはティッシュケースタイプとポケットタイプがあり、ポケットタイプは3サイズから選べます。
◎ピタポケ
自分で作る脇ポケットタイプのもの
ポケットのないズボンやスカート、ワンピースなどにポケットを付けたい時、脇に縫い目がある服なら自分で後付けができます。
表から見ても目立たないよう脇の縫い目を利用して作るポケットを、シームポケットといいます。
ハンカチやティッシュが入るくらいの大きさが理想ですが、膨らむことを想定して少し大きめにすると、中身がはみ出たり落ちたりしないので安心です。
ポケットにしたい生地と接着テープを準備する必要がありますが、ポイントを押さえて進めれば、好きな服の好きな場所にポケットを後付けできるのでとても便利です。
◎シームポケットの作り方、縫いつけ方
- ポケット用の生地を裁断し準備する
- ポケットを付けたい位置の縫い目をほどく
- ポケット布を縫いつける
型紙に合わせて生地を裁断し、手前布のポケット口に接着テープを貼ります。
ポケットを付ける位置は好きなところで構いません。
ただし、あまりウエストゴムに近すぎると、ミシンをかける時に干渉して縫いづらくなるため注意が必要です。
ウエストゴムから4~5㎝下あたりがよいでしょう。
また、縫い目をほどく際はリッパーなどを使いながら丁寧にほどきます。
生地を傷つけないよう慎重にやりましょう。
ポケット布は、つけたい箇所のぬいしろのみに縫いつけます。
ボトムス本体の生地まで一緒にまち針で留めないよう気を付けましょう。
こちらのサイトでシームポケットの付け方について詳しく解説しているので、参考にしてくださいね。
無料型紙も付いています。
◎nunocoto-fabric/【簡単】ポケットのないズボンやスカートに、脇ポケット(シームポケット)を後付けしてみよう!
【まとめ】ポケットがない服は後付けして便利に着こなそう
子供服に簡単に後付けができるポケットをご紹介しました。
せっかくのかわいい子供服、ポケットがないからと着るのをやめてしまうのはもったいないですよね。
ミシンはちょっと…という方も、コツを掴んでしまえばポケットを付けるのも意外と簡単。
ポケットを付けるだけで手持ちの服がグレードアップしますよ。
ぜひ記事を参考に、ご自分でできそうなポケットの付け方を試してみてくださいね。