ファッションの最先端を行くブランドと言えば Dior、Gucci、Dolce & Gabbana、などの老舗メゾン系ブランドを思い浮かべられると思います。これらのブランドは一般的な大人服向けのほか、子供用のラインを持っているブランドも多いのですが、今回は少し目線を変えて、「子供服」に特化した海外の高級ブランドをご紹介したいと思います。
 

▼海外の子供服高級ブランド

 

Jacadi（ジャカディ）

Jacadiは１９７６年フランスのパリにて設立された子供服ブランドです。

目を惹くのは独特のカラーリングでしょうか。例えばヘアクリップ一つとっても、ブランドアイデンティが感じられるところは流石といった感じ。
マイシーズン発表される英国リバティ社とのコラボアイテムもよく知られています。

誰でも手に取れそうな、いわゆる着やすい定番のアイテムをカラーリングやディティールでパリスタイルに仕上げられていますね。
可愛さの中にそこはかとなく品性が感じられるのも長年のキャリアを積み上げられた結果なのかもしれません。
 

Il Gufo（イル グッフォ）

Il Gufoはイタリアのベニスに近いトレヴィーゾで１９８０年に創業された子供服ブランドです。

創業時のハンドメイド精神はそのままに、シンプルでエレガントな子供服を作られています。
一見しただけで伝わる素材の良さが目を惹きますね。イタリアンクラシックと書かれてもいますが、カジュアルで使いやすそうなアイテムのラインナップになっています。

子供用のテイラードジャケットがあるのはイタリアらしいところかな。
 

Caramel Baby & Child（キャラメル ベビー アンド チャイルド）

１９９９年にデザイナーのエヴァ・カラヤニスよって設立された子供服ブランドです。

前述のJacadiのようにベーシックなアイテムが多い印象ですが、チェック柄やリバティ柄と言った英国ならではの生地使いと、クラシカルでヴィンテージ感が感じられる点は特徴的です。G
irl＆Boy の各ラインにクラシック、パーティーといったテーマ別に細分化されてコレクション展開されているところも興味深いですね。
 

Laranjinha（ラランジーニャ）

ポルトガルのブランドで、シンプルで洗練されたデザインが特徴です。

価格帯としてはやや低めですが、優しい色使いや丁寧な仕立てが他のラグジュアリーブランドと比べても遜色なく感じられます。
またアイテムイメージ写真にアジア系のモデルが採用されているところにも親近感が持てますね。
 

Marie-Chantal（マリー・シャンタル）

ギリシャ王女マリー・シャンタルが設立したブランドです。

一貫してロイヤルファミリーならではのセンスというか、清潔感が感じられますね。
例えば用いられる柄に関しても確認できる限り、小紋の総柄に限られていますし、カラーも徹底してパステル調。気品とはこう言った制限の中にこそ立ち現れるものなのかも。
 

Paade Mode（パーデ モード）

２０１１年創業のラトビア発の子供服ブランドです。

全体として感じられるのはボヘミアンテイストとモダンファッション。
凝った作りのデザインが多く、ファッション系雑誌のエディターが好みそうなトレンド感のあるものや個性的なアイテムが多い印象です。
 

Velveteen（ベルベティーン）

香港発の高級子供服ブランドで、ボヘミアンテイストやカジュアルなテイストのアイテムが多い印象です。

価格帯としてはファスト系ブランドよりもやや高めの設定になっていますね。
やはり香港という特殊なポジションや、アジアにおける文化発信の中心地と言った自負がデザインにも見え隠れするあたりは大変興味深いです。
 

▼まとめ

以上が海外の高級子供服ブランドのご紹介になります。

今回は子供服を専門に作られているブランドを取り上げましたが、中にはママ用のラインを持っているところもありますので、気になる方は併せてチェックしてみてくださいね。