子供服を収納する棚の選び方 子供用で使える条件、年齢別の重要ポイントなど
2024.06.25
子供の成長とともに子供服が増えて、収納スペースを圧迫しているなんてこともあるのではないでしょうか。
また、子供がある程度成長してくると、学校の用意や服の片付けを自分でやってほしいと思うママさんもいます。
そこで、子供服を収納する棚の選び方についてご紹介します。子供が自分で使うための条件や年齢別の重要ポイントもお伝えしますので、ぜひ参考にしてみてください。
子供用の収納棚に使える条件
子供用の収納棚を選ぶうえで大切なことは、子供が自分で片付けられるかという点です。
以下では、子供が自分で片付けるために選ぶべき条件をご紹介します。
子供が自分で収納できる高さであるか
子供が自分で片付けできる収納棚を選ぶうえで、高さは重要です。
子供の身長に合わせた収納棚を選んであげましょう。
2~3歳くらいであれば、大人の身長に合わせた収納棚には手が届きません。
小学生くらいになれば、大人の収納棚に手は届くようになるかもしれませんが、自分で片付けをするのはまだ使いにくい高さです。
子供の成長に合わせて高さを変えられるものがおすすめです。
どこに何が入っているか子供が理解できるか
子供が自分で片付けできる収納棚を選ぶうえで、どこに何か入っているのか、どこに何を片付けるのか、理解しやすいものであるかも重要です。
どこに何があるのか子供自身が理解をしていないと、毎回「これはどこにあるの?」「これはどこに片付けるの?」と尋ねられるでしょう。
そこで、子供が理解できるように細かく分類されている棚や、色分けされている棚を選ぶことをおすすめします。
また、絵や写真などを利用してラベリングしてあげると、さらに物の居場所が分かりやすくなります。
年齢別の重要ポイント
「子供」と一言で表しても、年齢によって身長やできることも違ってきます。
以下では、年齢別に選ぶべき収納棚の重要ポイントをご紹介します。
保育園・幼稚園ごろには、とにかく収納しやすいアイテムを
2~3歳くらいになれば、大人と同じように「自分でやりたい」という気持ちが芽生えてきます。
その日に着る服を自分で選ばせてあげたり、片付けをできるように工夫してあげたり、
自分でやりたいという気持ちを育ててあげましょう。
このころに選ぶべき収納は、子供の身長に合わせて低く設計されたハンガーラックです。
ハンガーラックなら、洋服をハンガーに通してパイプにかけるだけで片付けが完了するため、まだ小さい子供でも簡単に片づけやすいです。
また、ラックにかけているとどんな洋服があるのか一目で確認できます。そのため、自分で洋服も選びやすいでしょう。
この時期に「自分でできた」という経験を積み重ねることは、大きな喜びや自信につながります。
小学校低学年ごろには、通学グッズをまとめられるアイテムを
小学生になると、ランドセルや帽子、教科書に筆記用具など通学グッズが増えます。
通学グッズはなるべく自分で用意してほしいと思うママさんも多いですが、低学年ごろはまだ親のサポートが必要な時期です。
しかし、何でも親がやってしまうのではなく、整理整頓や片付けを習慣化させていく必要があります。
このころに選ぶべき収納は、収納つきのハンガーラックやチェストです。
上述のとおり、小学生になると洋服以外にも荷物が増えるため、収納場所が必要になります。
なるべく自分で通学の用意や、整理整頓、片付けができるように、それぞれのものの居場所を決めてあげましょう。
ランドセルはココ、教科書はココと居場所を決めてあげることで忘れ物や物を無くすことも減らせます。
小学校高学年ごろには、これまでの収納を活かせるアイテムを
小学校の高学年ごろになると、通学グッズだけでなく、部活や習い事のグッズ、ゲームなど自分の持ち物がどんどん増えてきます。
また、自分の部屋を持つ子も増えてくるころでしょう。
このころに選ぶべき収納は、収納力の高いカラーボックスやスチールラックです。
物が増えると、その分部屋も散らかりやすくなってしまいます。
そのため、収納力は重要ですが、大きいタンスやチェストを置いてしまうと部屋を圧迫してしまうこともあります。
そこで、部屋のクローゼットやこれまで使用してきた収納を活かせるアイテムを選びましょう。
また、この時期に新しい収納を購入する場合は、大人になっても使えるサイズを選ぶことをおすすめします。
まとめ
本記事では、子供服を収納する棚の選び方についてご紹介しました。
子供に使える条件や年齢別の重要ポイントについてもお伝えしましたので、子供の収納棚選びの際にはぜひ参考にしてみてください。
子供自らが「やろう」と主体性をもって何かに取り組むことは、成長の大きな糧になります。
片付けや整理整頓も親がやらせるのではなく、やろうという気持ちを引き出すことが大切です。
そのためにも、子供が使いやすい・取り組みやすい収納を選んであげましょう。