子供服を選ばれる際何を基準にして選ばれていますか？

可愛い服、似合いそうなもの。
色々とあると思いますが、昨今の市場を見ると若い方を中心に大人服のようなデザインの子供服が人気を集めているように感じます。

もちろんお揃いのコーデを楽しんだり、家族で統一感のある装いをすることによって気分が上がったりと様々な理由があると思いますが、別の見方をすれば、いずれ大人になって着る服をわざわざ背伸びさせて着せなくても・・・という意見もあるのではないでしょうか。

子供らしさも結局は感じる人それぞれに違う感覚なのかもしれませんが、今回はそんな子供らしさが感じられる、老舗子供服ブランドキムラタンについて色々とご紹介したいと思います。

 

▼キムラタンの歴史

キムラタンは１９４８年に神戸に創立されたベビー・子供服を中心に扱われているアパレルメーカーです。

戦後間もない時期に創立されており、創立からおそよ７０年以上の歴史がありますね。
同じ年に同じ神戸で創業した子供服ブランドには「ファミリア」があります。

当時の神戸には外国人の居留地や港があり舶来品の玄関口という役割もあったため、西洋の文化にいち早く触れられる環境だった事も影響しているのかなと思います。

業績について、一時期は国内に約２２０の店舗がお持ちだったようですが、２０２２年にそのうちの２１０店舗を閉鎖し、本社の社員の６割の人員削減を行われたようです。
この時期コロナ禍などもありましたので、経営は苦しかったのかなと察せられますが、翌年の決算では黒字報告がされていますので、うまく再起することができているようにも見えますね。

ちなみにブランドネームの「キムラタン」は萌えキャラを想像してしまいそうですが、創業者のお名前「木村坦」に因んでいるそうです。

「２０２４年現在、公式オンラインショップでは４つの子供服ブランド（coeur coeur / n.o.u.s / Biquette*club / 愛情設計）の展開を確認できます。
アイテムの全体的な印象は、フェミニン、品行方正といった感じでしょうか。大人でいうとmezzo pianoやPink House系のテイストがお好きな方は納得の可愛さでしょう。

 

▼キムラタンのおすすめ子供服の紹介

ハートポケットショートパンツ / Biquette Club

正直なところ好き嫌いの分かれるアイテムにはなる事を承知でおすすめしております。

というのも、こういったアイテムにこそキムラタンらしさを感じるためです。
おそらく他の子供服で見つける事も難しい唯一無二のデザインとも言えるのではないでしょうか。

サイドリボンショートパンツ / Biquette Club

サイドの三連リボンがキュートなのですが、こだわりポイントはバックポケットのフリルでしょう。

ここまで甘々なデザインも子供服ならではですよね。「可愛いとしか言わせない。」そんな声すら聞こえてきそうな一品。

ハートポケットTシャツ / Biquette Club

ハートのポケットからのぞいている花やイチゴの刺繍がなんとも愛らしいTシャツです。

フリルスリーブなのでノースリーブよりも露出が抑えられているところがポイントですね。
さりげない甘さも使い分けられるのは老舗ならではといったところでしょうか。

スモック / cocolin

ウェブショップ限定のスモックです。

保育士さんの声から生まれたデザインだそうで、飛んだり跳ねたりと、活発な幼児さんにおすすめです。
かぶるだけで着られるって本当に便利なんですよね。

いちごリバーシブルスタイ

パイル地のスタイで裏はアップリケになっています。

衣装なのか服なのか際どいからこその特別感。
キムラタンファンならお分かりいただけるアイテムなのではないでしょうか。
プレゼントにもおすすめです。

 

▼まとめ

以上がキムラタンの子供服のご紹介になります。

かつてほどの勢いは感じられないものの、昔ながらの手法やテイストを守り続けている貴重なブランド、今後も絶ゆることなく続けていってほしいブランドさんでした。